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◎パルミジャーノ・レッジャーノ

ハード系というだけあって、最初に口にしたときは「こりゃ、硬くて食えたもんじゃないな」とパルミジャーノ・レッジャーノに毒づいたことがあります。自分のチーズ観と全く違う(自分の未熟さをさて置いて)チーズに罵声を浴びせるとか、もってのほかの行為というもの。それなのに、私が真っ当な人間でいられるのは、春菊のオリーブオイル焼きを掲載していた情報誌のおかげです。

 一度紹介したことがありましたが、そのレシピを自分で作って初めて「パルミジャーノ・レッジャーノ」の凄さを感じ取ることができました。単純に春野菜をオリーブオイルで焦げ目がつくくらいに焼き上げただけ。もちろん塩と黒胡椒は必要ですが。そこに擦りおろしながらかけていくと、野菜のグリーン色の上に白い粉雪が降ったようになり、味はもちろんビジュアルも満点。

 昔から馴染んできたパスタに振りかけていた粉チーズのパルメザンチーズとは異なるそうです。パルメザンチーズは生産国や産地にはこだわらないそうです。ところが「パルミジャーノ・レッジャーノ」はイタリアのエミリア・ロマーニャ州などの特定の産地に限られるのだとか。800年以上の歴史を持つ品質はその伝統を守るように、EUの原産地名称保護制度で守られています。

 今年はイチジクやキウィに生ハムを巻いて、オリーブオイルと黒胡椒、パルミジャーノを擦ったものをよく食べました。もっと簡単なものをと調べたら、パルミジャーノ・レッジャーノに煮詰めたバルサミコソースをかけるだけのものがありました。うーん、これは究極だな。伝承かめ壷造り・本格芋焼酎「幸蔵」に登場を願うしかありませんね。今度試してみます。
















※かめ壷造り熟成の手作りの製品のため、大量生産をすることが出来ないのが残念です。自然の味が強調できる味わい豊かな商品として是非伝承かめ壷造り「幸蔵」をご愛顧お引立て賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。


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