◎芒種(ぼうしゅ)

 九州における平年の梅雨入りは南部で5月31日ごろ、北部はもう少し遅くて6月5日ごろでした。5月は晴れの日が多くて、6月に入ると1週間くらい後に梅雨突入という季節感覚でしたが、今年は完全に裏をかかれてしまいました。なんと九州南部は5月11日に梅雨入りが発表され、それは平年より19日も早いものです。そして九州北部の梅雨入りも、びっくりの5月の15日でした。

 二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」は北部九州の入梅時期にも重なる6月5日。芒(のぎ:稲などの穂先の細い突起)を持った植物の種を蒔く頃だとされていますが、今年のように降雨時期が3週間も早まる場合は困ってしまいます。もう「昔の芒種では」と一言書き加える必要性が出てきたのではないのでしょうか。それはともかく、洗濯物が乾かない季節が一足早くやってきたのも、もう一つの事実です。

 この季節に思い出すのが、少年の頃の「洗濯物の取り込み」における失敗談。急な雨に、干していた裏庭の洗濯物を軒下に移動させることになりました。よせばいいのに、母について行った私は手伝うと言い張り、まだ半乾きの洗濯物を泥の上に落としてしまったのです。汚したのは母が一番気に入っていた半袖のブラウスでした。私は覚悟しました。しかし母は怒りませんでした。

 雨の季節はすっきりと乾かない衣類に家人も苦労しています。私といえば「雨が降ったら取り込んでいてね」という頼まれごとを忘れて、洗濯物を濡らしたりと情けない毎日。梅雨時期の失敗話には事欠かない私ですが、その度に、母親の「前向きな失敗を怒らなかった」子育てを思い出します。芒種の時期の母の思い出とともに、伝承かめ壷造り・本格芋焼酎「幸蔵」を一杯。何故かシャキッとします。











※かめ壷造り熟成の手作りの製品のため、大量生産をすることが出来ないのが残念です。自然の味が強調できる味わい豊かな商品として是非伝承かめ壷造り「幸蔵」をご愛顧お引立て賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。


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