◎菅原道眞

 「東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」。さあ、梅の花の季節です。京都から左遷されてきた菅原道眞を想い、一夜にして左遷先の大宰府に飛んで来た飛梅伝説がニュースになる時期です。左遷の原因については諸説さまざまあるらしいのですが、近隣に住む者としては謀られて左遷されたのだと、つい、道眞の肩をもってしまいます。

 太宰府天満宮には数多くの梅の種類があり、2月には6,000本ともいわれる白梅や紅梅が咲き乱れます。そのなかで、毎年最初に開花するのがその伝説に登場する「飛梅」だそうです。よく出来た話だなあと、感心してしまいます。さだまさしさんもその伝説を絡め、切ない若者の気持ちを描いた「飛梅」という曲を1970年代後半に出されました。

 時代は変わって、今、大宰府は韓国と中国などの観光客で溢れ、天満宮につづく参道は人気の「梅が枝餅」を食べながら歩く人が何と多いことか。太宰府天満宮の敷地と九州国立博物館は長いエスカレーターで繋がって以来、人気の特別展示期間中では人波が絶えない日もあります。しかし私には、目を閉じると今と違って人気(ひとけ)の無い昔の参道の記憶が甦ります。

 高校時代に同級生の女生徒と一緒にお参りデートをしたことがありました。「おまえ、止めとけ。あそこは縁切りで有名なんだから」と心配してくれた(?)友人の経験談を無視して…。青くさい高校時代が脳裏を駆け抜けます。やっぱり友人の話は真面目に聞くべきだったのかもしれません。伝承かめ壷造り・本格芋焼酎「幸蔵」を一杯やりながら、今夜もそんなことを…。









※かめ壷造り熟成の手作りの製品のため、大量生産をすることが出来ないのが残念です。自然の味が強調できる味わい豊かな商品として是非伝承かめ壷造り「幸蔵」をご愛顧お引立て賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。


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