◎コーヒー・タイム

 大学時代にジャズに狂っていたバイト先の調理人のおかげで、当時その隆盛を誇っていたジャズ喫茶なるものに、時々出入りしていました。オーケストラによるスイング・ジャズ、そしてモダンジャズの音が大きなスピーカーからズンズンと吐き出されていました。友人とまたは一人で、暗くてタバコの煙が充満する空間で、長髪の頭を揺らしながら破れたソファーに身体を沈めていました。

 コーヒー一杯で、たくさんのナンバーが聴けるので、レコードが買えない貧乏学生には大変ありがたかったものです。その当時、ハードボイルドな男たちのコーヒーに砂糖やミルクを入れない飲み方が、とても眩しく見えたものでした。ヒヨッコだった私はそんなハードさに憧れ、甘いコーヒーが嫌いじゃなかったのに、とても無理して苦いストレートコーヒーを飲んでいました。

 それが良かったのかどうか、現在もストレートコーヒーしか飲みません。砂糖が悪者になっている今ではそれも正解だったわけですが、それよりそのコーヒーの含有成分であるポリフェノールが注目されていることに意味があります。クロロゲン酸というポリフェノールに抗酸化作用があると言われ、身体が錆つき気味の私には本当に朗報でしたが、娘曰く、そんなの昔からみんな知ってるわよ。

 一人でペーパードリップのコーヒーを淹れる時間、心が安らかになります。そして最初の一口、頭を覆っているモヤモヤしたものが、スウッと霧散するような気がします。私にとってコーヒー・タイムは伝承かめ壷造り・本格芋焼酎「幸蔵」の時間と同じように大切な時間。ストレスで硬くなった心を揉みほぐして、柔軟性をもたらしてくれます。そういった意味でコーヒーと幸蔵、甲乙つけ難いものがあります。











※かめ壷造り熟成の手作りの製品のため、大量生産をすることが出来ないのが残念です。自然の味が強調できる味わい豊かな商品として是非伝承かめ壷造り「幸蔵」をご愛顧お引立て賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。


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