◎伊能忠敬

 振り返ってみると、何かに取り組もうとする時点で「もう、遅いのではないか?」とブレーキをかけることが多かったようです。親から突かれて受験勉強を始めた時、好きな女性に告白しようと思っていた時期はもちろん、ギターのコードを覚えようとした頃も。「これから始めても、もう遅いよ」との後ろ向きな内なる声に諦めてしまったことが何度でも。

 「いや、遅くはないさ」と教えてくれるのが「4千万歩の男」で知られる伊能忠敬です。老年期になり、家督を息子に譲り、天文学を学ぶなど第2の人生を積極的に生き、幕府にも認められて日本全国を測量してしまうという、凡人には予想もつかない快挙を成し遂げてしまいます。国内を10次にもわたり、ほぼ歩いて測量し、大日本沿海輿地全図の完成に寄与しました。

 伊能忠敬の隠居時が50歳といわれていますが、江戸時代の1,800年当時は今と違って、50歳はもう老年期なのではないでしょうか。そして全国測量スタートは56歳。測量の最後の方になる九州測量時は65才からの2年間です。最後はさすがに疲れたようですが、全測量距離はおよそ3万5千キロメートルともいわれます。ちなみに地球の円周が約4万キロメートルです。

 一体、測量日は1日当たりどのくらい歩いたのでしょうか。あまり歩かない私にとっては、恐らくは目眩がしそうなくらいの数字なのでしょう。しかし、今からでも遅くないから、健康のために1日せめて8千歩を目指すべきかもしれません。9月の敬老の日は伊能忠敬の記憶が蘇ります。背筋をぴっと伸ばしながら、伝承かめ壷造り・本格芋焼酎「幸蔵」を飲む初秋です。











※かめ壷造り熟成の手作りの製品のため、大量生産をすることが出来ないのが残念です。自然の味が強調できる味わい豊かな商品として是非伝承かめ壷造り「幸蔵」をご愛顧お引立て賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。


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